「BEACH WORLD」ひとつがひとつを支え、
作り出して行く。
永遠のサイクルの神秘のバランス。
「earth」を観てきました。
映像は氷の大地から熱帯雨林の森へと、紡ぎ出される叙事詩。
そこに、制作者の意図などが強引に入ることもなく。
淡々と。
そもそも、人の手を入れる余地がなかったのが地球、と
説明する必要もない、自明の理(?)なんだと
いうように。
この‘淡々と’というのが曲者でした、実は。
ふだんからケーブルTVのアニマルプラネットや自然系ドキュメンタリーに
好んでチャンネルを合わせているので、
たしかに大画面&大音響のスケール感はあったけれど、
それ以上ではなかった気がしています。
作り手の作為が見えすぎるのも、嫌みですが、
「不都合な真実」の1割でもいいから、
何らかの語りかけが欲しかったかな…
そのかわりに
小さなガラス球のなかの
小さな地球体験。
「BEACH WORLD」海水と藻とエビだけに支えられる、完全なライフサイクル。
これはちょっと欲しい。
でも、高い。。。
詳しくは
ここで→これから映画をご覧になる方もいるのに、こんなこと書いてごめんなさい。
でもね、この壮大な映像は映画館で体験してからこそのもの。
それだけは確かです。
- 2008.01.16 |
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