ひとつ手前の扉

なぞなぞです。
「天国のひとつ手前のドアの奥には何がある?」
もしも、この人生の先があったとして、
たどり着いてみると、
こんな張り紙のあるドアが待ちかまえていたら…
エイヤッと開けられるか、しばし佇んで途方にくれてしまうのか
いろいろな場面で、
境目というのは、とても不明確だということに、
気づかされます。
とくに、最近は。
いったい、
あちらと、こちらの境目
99.9%の正気と、0.1%狂気の境目
幸せを感じることと、不幸せだと思い込む境目
ロマンティックな夜の向こうに潜む闇と親しくなれるか
真昼の孤独な太陽を呪うようになるかの境目
正解と、不正解の境目なんて、
ひとそれぞれ、それこそ、紙一重。
選び取るなんて作為的に思うのではなくて、
+も−もすべて受け入れて、
最終的に見て、トントンになっていなくとも、
どこかひとつでも、なかなか面白かった
と思えるようになれたら、
いいな…
冒頭の答えは、
「対決の刻」ディーン・R・クーンツにあります。
原題は「One Door Away From Heven」
これでは、日本では受けないと
編集者がひねりだした邦題でしょう。
モダンホラー+ミステリー+サスペンス+SF
クロス・ジャンルのエンターテインメント作品は、
日常では逃避も冒険もできない代わりの
密かな楽しみ。
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