「イリュージョニスト」「日常のなかで、ひとときの夢を見たい」
人たちへの映画をつくった
ジャック・タチが娘に残していた脚本が
とうとう(やっと?)、映像化されました。
それも、
あの「ベルヴィルランデブー」のシルヴァン・ショメの手によって!
これは、絶対観たい。
公開初日に観に行くなんて、
そうとう久しぶり。
この手の作品は
いわゆるメジャーの超大作が少し待てば放映される…
のとは違って、
見逃したら、当分お目にかかれないかもしれないからね。
それにしても東京で2館のみ。
全国的にみても少ない上映館です。
そのかわりに、少しずつ場所を変えて、
長い間どこかではかかっている作品には
なりそうです。
物語は
ノスタルジックで繊細なトーンで描かれた情景に、
前作での毒気を取り除いたエスプリの効いた登場人物。
アニメーションを観ているということを
忘れさせてしまうほど情感ゆたかな映像世界。
まさに、
しばし現実のことを忘れて
ひとときの夢を見てきました。
- 2011.03.27 |
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