みんな、これを読んで大きくなりました

2007年04月17日
note 10
kumanopusan

ご存知「クマのプーさん」

原文につくられた綴り間違い(!)まで素敵に翻訳してくれた
石井桃子さん、今年100歳になられたそうです。

気がついてみると、
子どものころ愛読していた本には石井桃子さんの翻訳・著作が多かったと思います。
子ども向けの本であっても、気品のある綺麗な日本語を使われるので、
今読んでも、香り高い文章にほっと一息、
そして安心できるでしょうね。
これらの本が並ぶ本屋さんがあるうちは、まだ大丈夫。

ishimomoko_book

↑これはみんな石井桃子さん。

‘自分たちと違う動物’に憧れて家出するほにゃほにゃの「こねこのぴっち」
便利になることは一方で、大切にしたいものが壊されていくことを教えてくれた「ちいさいおうち」
長い長い生命の歴史を劇仕立てで丁寧に描かれている「せいめいのれきし」
懐かしい暮らしに憧れた「やまのたけちゃん」
不思議な絵で、少しだけ大人の本の趣の「おそばのくきはなぜあかい」
いつも青い服を着ていた女の子が持っていたものは…「百まいのきもの」

「ちいさなうさこちゃん」だけは、これを読む年代を過ぎていたので、
持っていませんでしたが、
やはり‘ミッフィー’じゃなくて私にとっては‘うさこちゃん’
原文に忠実に訳すと‘うさこちゃん’になるとか。
そうですよね。

実家に行けば、まだあるはずです。
でも、持ち主が家を離れて○○年、果たして残っているのでしょうか…

ちょうど「石井桃子100歳記念フェア」で
岩波書店・福音館書店が合同記念フェアをしていますので、
手に入りやすくなっている。
この際、大人買いもいいかもしれない!

ちなみに、冒頭の本は相棒の秘蔵品。勝手に載せました。ごめんね。

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でびぃ<debby>
この記事を書いた人: でびぃ<debby>
“たびの雑記”がベースで始めた、
更新まちまちの“note”です。
久しぶりにテンプレート変更しました。
これで、ようやくモバイル対応に。

コメント10件

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ちょんちゃん

うちは、ももたろうぅ~~。

田舎なので、家の近くの本屋さんには、翻訳の絵本がなかったのか?
絵本も、いとこや兄弟のお下がりですませれていたのか?は、
定かではありませんが、
家にあった絵本は、桃太郎・金太郎・浦島太郎、
そして、かちかち山で・・・あったようなぁ!?

でも、うさこちゃんの本は、ありましたよ。

大人になって福音館書店の絵本を見たときは、
微妙な色の美しさに、こういう絵本もあったんだぁ~でした。

『はらぺこあおむし』、『ぐりとぐら』、『三匹のヤギのガラガラドン』
思い出の絵本です。

2007年04月18日 (水) 16:25

でびぃ<debby>

「ももたろう」、王道ですよ~

親の趣味が色濃く反映されてますよね、小さい頃のものは。

「ぐりとぐら」
昨日の新聞に絵本のミリオンセラー第二位☆と紹介されていました。
息の長い作品で、シリーズ物にもなっていて、
親子両方が読者で育ったご家庭も多いと思います。

2007年04月19日 (木) 07:48

じぇん

なつかしぃ~~

わぁ~ちょんちゃん、我が家は、もっと古いから、書きません~~

でびぃさん、我が家も、子等は、”うさこちゃん”だった...

『ぷーさん』は、ここ数年この呼び名の子供と、親しくなり、とても身近に感じています...笑

でびぃさん~~
>ちなみに、冒頭の本は相棒の秘蔵品。勝手に載せました。ごめんね。 <スミマセン、小文字に出来なくて..>

なんだか、でびぃ家の暖かく、わかぁいご家庭が、垣間見られる~~~我が家など、とてもこういうところには、載せられない、、、絵にならない、非贓本ですわ、、、笑

このノート、でびぃさんの中にある気品が、すこしづつにじみ出て、とても素敵な一冊に、なっていますね。。。
この真っ白いノートを、汚さないように、と思いながら...ミアネヨォ


2007年04月19日 (木) 22:46

ちょんちゃん

王道といわれると、

照れますが、対岸の岡山は桃太郎伝説があり、
さぬきのある地区は、浦島太郎伝説があったりで、
物語の主人公は、大人にとっても、子どもにとっても、
身近な存在だったのかもしれません。

そうそう、大好きだった『かぐや姫』を書いておりませんでした。
小さな頃も、大人になっても、相変わらずお姫様物好きなんだぁ~と、
またまた、自覚してしまいました(笑)

それから『ちいさいおうち』も、大好きでしたぁ~。
おうちの変遷にドキドキしましたが、
最後には、よかったぁ~と、子供心に思ったことを、
今でもしっかり覚えています

2007年04月20日 (金) 11:41

でびぃ<debby>

☆じぇんさん、
我が家は大人だけの家、と思っていましたが、
考えてみるに、子どものような大人だけの家です。
だから、おもちゃのようなものがあっちこっちにあるので、
反応がコワくて人を呼べません(苦笑)
じぇんさんのお宅は、人が集まってこられるんですよね。
綺麗に片づいたお宅だろうな~。
それから、コメント欄の文字の大きさは変えられません。あしからず

☆ちょんちゃん、
桃太郎と浦島太郎の出身地(?)に近いなんて、
こどもにとって天国のような土地です。
女の子は永遠に「お姫さま」の部分が残っていて、
だから「王子さま」風の人に憧れるんですよね~。(はい、それは私)
まるで『ちいさいおうち』の和菓子店が銀座の表通りにあったのを写真で撮っておいたので、
さっきから探してるんですが、見つからない(>_<)
まだ海外ブランドの路面店がそれほどなかった頃なので、
今はなくなってしまってるんだと思います。
お見せしたかったのに、残念。
デジカメはプリントしないままCDに保存してると、
こういうことになってしまいます。

2007年04月20日 (金) 20:50

mori

懐かしい本の話がいっぱいですね。
日本の昔話も、その時々の訳で味わいが違って楽しいですよね。
わたしの家にあった「花咲か爺い(漢字にルビが振ってあった)」では、良いじいさんが灰をまくと小鳥や木々たちが「錦さらさら五葉の松、花から小判が流れ出す」と歌い、悪いじいさんが灰をまくと「ふっくらきんたまき」とくり返し歌うのでした。殿様は「きたない爺いだ!」と怒リましたが、そのみじかいことばのどこがきたないのか、さっぱりわかりませんでした。

息子が小さいとき、石井桃子さん訳のピーターラビットの本をとても怖がっていました。
マクレガーさんの畠にたびたび入り込むピーターを、おかあさんはマクレガーさんにつかまってミートパイにされた○○さん(名前失念)のことを持ち出しておどかすのですが、やはり近所の庭に入りこんで遊ぶ息子にお灸をすえるべく、芝居がかった声色で読み聞かせたのです。
期待以上の反応に、ちょっと後悔しました。
娘は「うさこちゃん」が大好きで、幼稚園のお道具箱も「うさこちゃん」だったなぁ。
こどもたちと一緒に、わたしもたっぷり楽しんでいたのでした。

銀座の「ちいさいおうち」、本のようにどこか郊外にお引っ越ししてたりして。

2007年04月21日 (土) 20:49

でびぃ<debby>

moriさ~ん!

お忙しかったのは、ようやく一段落したんですね。
昔話に出てくる歌って、その人その人で節回しが違っていたりするのに、
どんなふうに歌っても、自然に耳に届くんですよね。
>「ふっくらきんたまき」
私もどこがきたないのか、わかりません。
ほほ~、息子さんはピーターラビットで躾。
グリム童話なんて、教訓的でコワイお話も多いですからね。

銀座の写真、まだ見つけられません。。。
なので、かつての「ちいさいおうち」和菓子店が
どうなっているか、探しに行って来ないと。

2007年04月22日 (日) 09:16

ちょんちゃん

また、お会いできました。

moriさん、お忙しかったのですかぁ~。
お名前発見し、嬉しかったので、話題とは関係なく出てまいりました。(ぺこり)

でびぃさん「ちいさいおうち」探し、無理しないで下さい。
でも、見つけたときには、またお知らせくださぁ~~い。

2007年04月23日 (月) 13:24

mori

ちょんちゃん^^
そうなんです。時期によって忙しさがかなり違うのですよ。
夏場はかなりのんびりできます。

>でびぃさん「ちいさいおうち」探し、無理しないで下さい。
でも、見つけたときには、またお知らせくださぁ~~い。
わたしも~

2007年04月23日 (月) 20:01

でびぃ<debby>

気長にお待ちください

moriさん、ちょんちゃん
「ちいさいおうち」探し、↑のosapoシューズも手に入れたところなので、
ちょうどいい目的にもなります。
めでたく行方がわかったら、ご報告します~♪

2007年04月23日 (月) 21:17